【楽曲コンテスト】島村楽器主催の録れコンで受賞して感じたことなど

録れコン 雑記

島村楽器が毎年開催している楽曲コンテスト “録れコン” に応募したところベストギタリスト賞なるものを受賞しましたのでこの機会に記事にします。

こちら録れコンの結果発表ページです。

録れコンとは?

島村楽器主催の楽曲コンテストで、年末から3月ぐらいまでの間に開催されています。

楽曲、録音、演奏、アレンジ、オリジナリティなどのクオリティを競う録音作品コンテストです。※生演奏などの録音を含まない、打ち込みで制作した作品でのご応募も可能です。
上記は島村楽器HPからの引用です。つまり打ち込み、生演奏なんでもありのコンテストなわけですね。

応募ジャンルは?

私が参加できていることから察せられるように、オールジャンルです。

2022年から参加しているので今年で二回目だったのですが両年とも

「一般部門」

「ボカロ部門」

「インストルメンタル部門」

での募集がありました。インストを中心に制作している人にも門戸が開かれているのはありがたいですね。

応募条件は?

詳しいことはHPに記載されているので短くまとめると

アーティスト自身が録音機材を使用し、レコーディング・ミックスをした、楽曲の権利を有している、6分以内の作品

となります。ミックスと演奏は外注しよう!とかは出来ないよ~ということですね。

楽曲の権利を有しているというのは、自分たちが著作権を持っているということですが、著作権管理団体(Jasracとか)に楽曲を登録している場合は不可だそうです。

収録時間に関しては6分以内という制限がありますがここは今後変わる可能性がありますよね。日本でプログレが大流行したら15分以内とかになるかもしれません(ねーよ)

上記の条件を満たしていれば応募できるので、既に公開済みの既存曲でもいいというのがありがたいですね。私も去年発売した1stアルバムからお気に入りの曲をミックスし直して応募しました。

一般価格 2,200円 アプリ会員価格 1,870円(1曲辺り、2023年の場合) 必要

応募するとどうなる?

参加賞その1 アドバイスシート

録音、楽曲、演奏、アレンジ、完成度 の5つの項目に分かれてそれぞれ10点満点で得点がつけられ、その下にコメントが記載されているといった形です。

参加賞と侮るなかれ、かなり隅々まで聴いた上で長文でギッシリとコメントを書いてくれています。学校でもらう通知表の3倍は分量がありますね。

自作曲の感想を他人から貰うことがあまりない人にはこれだけでもかなり刺激になると思います。

参加賞その2 TuneCore JAPAN 楽曲配信クーポン

TuneCore JAPAN 楽曲配信クーポン(シングル1曲、1年間)が貰えます。

TuneCore JAPANは年額料金を払うことで自分の音楽を配信できる音楽ディストリビューションサービス
コンテスト応募曲を記念に配信どうぞ、という意図が汲み取れますね。
因みに私も楽曲配信でTuneCoreを使っています。

受賞特典

各賞受賞者には、賞品として録音機材の贈呈と作品の店舗放送という特典が送られます。

ベストギタリスト賞もこの中の一つです。

部門賞、アレンジ賞、MIX賞、審査員特別賞など色々ある
賞品はマイク、インターフェース、スピーカー、プラグイン等が用意されています。
私はこちらのオーディオインターフェースを頂きました。
TASCAM ( タスカム ) / US-1x2HR

グランプリ特典

各賞の中からさらにグランプリに選ばれた場合、レコーディングスタジオでプロエンジニアと一緒に作品のリプロダクション(ミックス・録音)が受けられます。

自分が演奏できる楽器以外はどうしても打ち込みになってしまうものなのでこの特典はとても面白いですね。ギターは自分で弾くにしても他の楽器、殊更ミックスマスターにおいてプロのエンジニアが行うとどう違いが出るのか気になります。

2022年開催の実際のリプロダクションの様子がこちら。

最終審査会ノミネート作品

惜しくも各賞受賞にならなかった場合もそこへ至る最終審査会にノミネートされた作品については結果発表ページで紹介があります。

今年は2曲応募したのですが2曲目が最終審査会ノミネートとして紹介されていました。

今後のモチベーションに繋がりますね。

 

終わりに

作曲をする上で常に客観的な目線で考えるようにはしていますがそれでもやはり他者の評価との乖離は生まれるもの…
違う観点から思いもよらないアドバイスが聞けたり、改善点が見つかったりするのがこの録れコンの最も有意義なところでないかと感じました。
私は制作ジャンルがHR/HMのギターインストということもあり、一般的な趣向とはかけ離れている為場違いなのではないかと考えていましたが杞憂でした。
楽曲コンペの登竜門と謳っているだけのことはあり、確かに敷居がとても低く気軽に参加しやすいコンテストなので腕試しにいかがでしょうか。

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