【DTM】ギターのDry音とは何か【レコーディング】

DTM

お久しぶりです。
最近はBossのGt1000でDry音のレコーディングもする機会が増えてきた私ですが、
「そういえばDry音の録音の仕方を説明してるところあんまりなかったよな」と、
思ったので、簡単ではありますがDry音とは何か、その使い道、そしてGT1000での録音方法をメモとして残しておきます。

Dryってなに?

そもそもDryってなに?
という方もいるのではないでしょうか。
Dryとは、エフェクトを全く通してないクリーントーンのことです。
例えばGT1000でEQ,Dist,Reverbを使って音作りをしていたとすると、Dryはそれらがかかる前の素のギターの音というわけです。
対して、エフェクト使用後の音はWetと言います。

どうやって使うの?

ペラペラなクリーントーンを録音して一体何に使うのか…
そう思っていた時期が私にもありました。
Dryはレコーディング後に後掛けでエフェクト処理をするために録音するのです。

例えば既に作りこんでいるWetのみをレコーディングしていて、ミックス段階などで
「ちょっと歪が多すぎるな~」となった場合は録音し直すしかありませんが、
Dryを録音していると、わざわざ弾き直す必要なく、アンシュミやプラグインを使ってPC上で納得がいくまで音作りをすることが可能なのです。

また、レコーディング依頼を受けた場合などに「Dry音の納品もお願いします」と、要望されることもあります。
これは前述のとおり、依頼主が後から自分好みの音作りにするためです。
自分の曲であれば音作りのイメージも容易ですが他人の曲となると、演奏者と作曲者の間で齟齬が生じやすくなってしまうため、レコーディング依頼の際にはWet/Dry両方の音源を納品するケースが非常に多いです。

CubaseとBoss Gt1000でのDry録音

最後にオマケ?としてCubaseとBoss Gt1000を使用したDry録音について書きます。
なんでCubaseだけ?と思われるかもですが、申し訳ございません、それ以外のDAWは使ったことがないのです。
まあインプットのセレクトで設定するだけなのでどのDAWも同じような物でしょう(適当)

Boss Gt1000 ギターDryレコーディング

画質が荒くてゴメンネ
まず、GT1000でDry録音するにはPCとUSB接続をする必要があります。
そしてトラック追加を選択し、オーディオ入力をクリックするとこう選択肢が出ます。
MAINというのがWet音、DRYとなっているのがそのままDRY音です。
SUBとなっている入力からはWet音が出ますが、これは予備的にWetを2つ録音するために使用するのでしょうかね?コピーじゃダメなのか?

こんな感じで、レコーディングしたいギター一本につき、MAINとDRYの2トラック用意して同時にRECボタンを点灯させて録音すればOKです。
それだけでエフェクト無しのクリーン、エフェクト有の両方が録れます。

今回はGT1000についての録音方法でしたが、宅録環境が急速に充実していっている昨今、新しめのマルチエフェクターであれば大抵はこうした機能が付いているのではなかろうかと思いますので、これから機材を購入してレコーディングをしてみようと考えている方は是非この辺もチェックしてみてください🌟

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