先日ヤングギター協力のもと行われた、山本譲二さんの「みちのく忘れ雪」弾いてみたギターコンテストですが、こちらでグランプリを頂きました。
山本譲二メタル化計画とは
まずもって、「山本譲二メタル化計画とは…?」という当然の疑問が浮かぶこととは思いますが、公式HPからの記載を引用すると
以前よりメタルと演歌の親和性の高さはマーティ・フリードマンら先達が示してきたとおりですが、大々的にこうした企画が打ち立てられたのは初めてではないでしょうか。
みちのく忘れ雪 ギターコンテスト
コンテストの内容は、山本譲二さんのみちのく忘れ雪 という楽曲のイントロを各自で考えてアレンジし、演奏するといったものでした。
当該楽曲には元々ギターが入っていますが、参加者はそれのマイナスワン音源を使用して自分の演奏を被せてYoutubeとXにupします。
コンテストには賞品があり、グランプリは山本譲二さんのメタル作品にギタリストとしてレコーディング参加できるということで、即参加を決めました。
審査会の模様
審査会の模様はYoutubeで視聴出来ます。
色んなギタリストが各々のアイデアを持ち寄って披露するこういう企画は参加も、鑑賞も非常に楽しいですね。
私の演奏は15:45と46:39で見られます。
もしくは私のチャンネルでUPした元動画をどうぞ。
演奏する上で考えたことなど
演歌の歌心をギターで表現するときに必須なのがチョーキング、ヴィブラートだと思うので、その点は特に気をつけました。
メタルはそもそもギターの表現力が重要なのでいつも通りと言えばその通りです。
自分の感情を情念たっぷりに表現する、そこは演歌もメタルも同じですね。
イントロの尺いっぱい使って弾き倒しても良かったのですが、まず曲ありきということで、曲に沿わないフレーズを音数多く詰め込んだところで綺麗ではないと考えました。
なので主張するところはしつつ、じっくり聴かせる部分も作る…といった感じで
などと書いていますが実際音源を流しながらアドリブで弾いてフレーズを作っているときはこんなこと考えながらではありません。言語化したらこうなるというだけです(;^ω^)
自分の考えの根底に、メタルは激しくも美しいものだという認識があるので自然にそういったアプローチになるのかもしれません。
少なくとも私の好きなギタリスト達は曲を引き立てる演奏を心掛けているので、私もそれにならっています。
演奏で使ったギターはマスターとフロントの2Volumeになっているので、後半のクリーントーンっぽいのはあらかじめフロントのノブを絞っておけばセレクターを切り替えるだけで出せます。
あとがき
グランプリ受賞が決まった時は本当に嬉しかったです。
山本譲二さんにお褒め頂けたことはもちろん、ヤングギターは私が初心者の頃からインタビューやスコア、練習フレーズなどをよく読んでいたので、公式に記事になったことで目標の一つが達成されたような気持ちです。
こちら作詞作曲が吉幾三さん、編曲はHATTALLICAさんです。
錚々たる面子の中に私の名前を見つけた人は「誰…?」となること請け合いでしょうが、そうして検索にでもかけた人がこのページにたどり着いてくれればいいなと思いながら書きました。
というわけで私のソロプロジェクトも聴いていってください(宣伝)
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