今でこそオリジナル曲の演奏頻度が高く、曲のコピーはたまにする程度ですが
学生時代はメタルに限らず色んなアーティストの曲を練習していました。
今回はそんな時耳コピでお世話になった、
曲の耳コピや練習に非常に役立つ”ハヤえもん”というアプリを紹介します。
ハヤえもん とは
ハヤえもんとは音楽再生プレイヤーです。
PC版、Apple版、Android版があり、あらゆるデバイスで使用できます。
ただ音楽を再生するだけでなくギターの耳コピなどの練習時に、
「出来たらいいな」という願望がほぼ一通りできてしまうという機能の充実ぶり。
これ以外にも色々あるのですが、出来ることが多すぎて全て紹介しているとかなりの分量になってしまうので、今回は「ギターの練習、耳コピに使える」機能を抜粋します。
ここはメタルギタリストの部屋なので。
再生方法
再生する音楽の選択ですが、起動させて左上にあるファイルから出来ます
操作が簡単なので一度やるとすぐ慣れると思います。
画像の再生待ちの曲は
1曲目:開く
2曲目:追加
3~12曲目:フォルダを追加
みたいな感じで再生待ちリストに入れてみたという一例です。
因みにファイルからドラッグアンドドロップでも曲を追加できます。
その場合リストの末尾に追加されます。
ギター練習用機能
ここから主にギターの練習にフォーカスして機能紹介していきます。
再生速度変更
左の「再生速度」から変更できます。
ギターの耳コピをしていると意味不明な速弾きフレーズとかありますよね、
私はこれで聴きとれるまでスピードを落として1音ずつ拾います。
音程変更
同じく左の「音程」から変更可能。
使っているギターが1音下げでコピーする曲は半音下げチューニングであるとき、
どうしてもギターのチューニングを変更したくない時ってありますよね。
めんどくさがってるわけではないんです、そういう状況ってホントにあるんです。
そんな時は音源の音程を下げればいい、という脳筋戦法で解決します。
ABループ
曲を練習するとき、一部分をしつこいぐらい何100回も弾くことがあると思いますが
そんなときに便利なのが「ABループ」です。
これで上記の画像のようにABループする範囲が青色で表示されます。
気が済むまでループさせて練習しましょう。
パン振り
DTMをやっている方にはお馴染みの「パン振り」も出来ます。
真ん中に移動させて耳コピしやすくすることが可能です。
EQ
上記メニューの表示から
グラフィックイコライザ⇒表示
とクリックすると、帯域別のツマミが表示されます。
音楽を再生しながらこれを動かして、
自分が耳コピしたいパートが良く聴こえるように「イコライジング」が可能です。
エフェクト
上記メニューの「エフェクト」を開くと、このような表示になります。
リバーブやコーラスなどの空間処理が出来たり、歪を加えられたりします。
特筆すべきは下の方にある「ベースの耳コピ」という項目。
こちらを選ぶと、低音が強調されてまさしくベースの耳コピが捗るEQになります。
ギターの耳コピにおいてもベースのルート音が分かれば便利な場面は多いので、
手がかりの一つとして是非使ってみてください。
音源の保存
ありがたいのが、音程や再生スピードを編集した音源を「保存」できるという点です。
いくら機能が充実していても、練習の度に音程を変えてEQを弄って…
などと作業するのは流石に億劫というもの。
人間とは欲深いですね。
ですが流石のハヤえもん、今聴いてるままの状態で音源を保存できます。
バンドメンバーなどに練習用の音源として共有したりも出来ますね。
あとがき
無料とは思えないほど機能が充実しているハヤえもん。
直感的な操作が出来るのも私のような説明書を読まないタイプには嬉しい限り。
是非ギター、ベースの耳コピに一度使ってみてください。
コメント