【アプリ】ギターの耳コピに役立つアプリ ハヤえもん 使い方解説

ギター耳コピ アイテム紹介

今でこそオリジナル曲の演奏頻度が高く、曲のコピーはたまにする程度ですが
学生時代はメタルに限らず色んなアーティストの曲を練習していました。

今回はそんな時耳コピでお世話になった、
曲の耳コピや練習に非常に役立つ”ハヤえもん”というアプリを紹介します。

ハヤえもん とは

ハヤえもんとは音楽再生プレイヤーです。
PC版、Apple版、Android版があり、あらゆるデバイスで使用できます。

ただ音楽を再生するだけでなくギターの耳コピなどの練習時に、
「出来たらいいな」という願望がほぼ一通りできてしまうという機能の充実ぶり。

・音楽再生
・再生速度変更
・再生周波数変更
・音程変更
・音量変更
・パン振り
・EQ調整
・エフェクト付与
・ボーカルキャンセル

これ以外にも色々あるのですが、出来ることが多すぎて全て紹介しているとかなりの分量になってしまうので、今回は「ギターの練習、耳コピに使える」機能を抜粋します。
ここはメタルギタリストの部屋なので。

再生可能形式
MP3、WAVE、CDA、Ogg Vorbis、MP2、MP1、AIFF、Monkey’s Audio(APE)、Free Lossless Audio Codec(FLAC)、Apple Lossless Audio Codec(ALAC)、Advanced Audio Coding(AAC)

再生方法

ハヤえもん

再生する音楽の選択ですが、起動させて左上にあるファイルから出来ます

・開く→音声ファイルを選択して開きます
・追加→再生する音声ファイル追加出来ます
・フォルダを開く→フォルダ毎開く
・フォルダを追加→フォルダ毎追加

操作が簡単なので一度やるとすぐ慣れると思います。
画像の再生待ちの曲は
1曲目:開く
2曲目:追加
3~12曲目:フォルダを追加
みたいな感じで再生待ちリストに入れてみたという一例です。

因みにファイルからドラッグアンドドロップでも曲を追加できます。
その場合リストの末尾に追加されます。

ギター練習用機能

ハヤえもん

ここから主にギターの練習にフォーカスして機能紹介していきます。

再生速度変更

左の「再生速度」から変更できます。

ギターの耳コピをしていると意味不明な速弾きフレーズとかありますよね、
私はこれで聴きとれるまでスピードを落として1音ずつ拾います。

音程変更

同じく左の「音程」から変更可能。

使っているギターが1音下げでコピーする曲は半音下げチューニングであるとき、
どうしてもギターのチューニングを変更したくない時ってありますよね。
めんどくさがってるわけではないんです、そういう状況ってホントにあるんです。

そんな時は音源の音程を下げればいい、という脳筋戦法で解決します。

半音下げたい時は♭0.5まで下げ、1音なら♭1.0下げる。
逆に半音上げたい時は♯0.5まで上げ、1音なら♯1.0上げる。
♭、♯ともに24まで上げ下げできるので普通に練習する分には問題ありません。

ABループ

ハヤえもん

曲を練習するとき、一部分をしつこいぐらい何100回も弾くことがあると思いますが
そんなときに便利なのが「ABループ」です。

1.スタート位置に設定したい場所へカーソルを置いてAボタンを押す
2.ストップ位置に設定したい場所へカーソルを置いてBボタンを押す

これで上記の画像のようにABループする範囲が青色で表示されます。
気が済むまでループさせて練習しましょう。

パン振り

DTMをやっている方にはお馴染みの「パン振り」も出来ます。

パン振りとは
音の定位をLRに動かすこと。
音像の位置をコントロールすることが出来る。
ギターソロが左、または右からのみ聴こえてくる曲がたまにありますが、
真ん中に移動させて耳コピしやすくすることが可能です。

EQ

ハヤえもん

上記メニューの表示から
グラフィックイコライザ⇒表示
とクリックすると、帯域別のツマミが表示されます。

音楽を再生しながらこれを動かして、
自分が耳コピしたいパートが良く聴こえるように「イコライジング」が可能です。

エフェクト

ハヤえもん

上記メニューのエフェクト」を開くと、このような表示になります。
リバーブやコーラスなどの空間処理が出来たり、歪を加えられたりします。

特筆すべきは下の方にある「ベースの耳コピ」という項目。
こちらを選ぶと、低音が強調されてまさしくベースの耳コピが捗るEQになります。

ギターの耳コピにおいてもベースのルート音が分かれば便利な場面は多いので、
手がかりの一つとして是非使ってみてください。

音源の保存

ハヤえもん

ありがたいのが、音程や再生スピードを編集した音源を「保存」できるという点です。

いくら機能が充実していても、練習の度に音程を変えてEQを弄って…
などと作業するのは流石に億劫というもの。
人間とは欲深いですね。

ですが流石のハヤえもん、今聴いてるままの状態で音源を保存できます。

・上記メニュー⇒保存
・保存場所と形式を選んで保存
これで次回からすぐに練習を開始できますし、
バンドメンバーなどに練習用の音源として共有したりも出来ますね。

あとがき

無料とは思えないほど機能が充実しているハヤえもん。
直感的な操作が出来るのも私のような説明書を読まないタイプには嬉しい限り。

是非ギター、ベースの耳コピに一度使ってみてください。

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