【DTM】Cubase プロジェクトのバックアップを作成する方法

Cubaseプロジェクトバックアップ DTM

降りしきるセミの声に夏の盛りを感じる今日この頃、
我が家のHDDは勝手に約四年間の務めを終えて沈黙しました。

かくもたやすく失われる電子情報は泡沫のごとく儚いものだなぁ、などと言いながら
HDD破損の2日後にこんな記事を書く自分のメンタルの強さに若干驚いています。

失われたデータは戻らなくとも、事前に手を打つことは出来る

今回はCubaseのプロジェクトバックアップの方法を解説します。
とても簡単なので出来れば毎日してください。
これ以上ファイル損失の憂き目に遭うDTMerを増やさない為にも。

Cubase プロジェクトバックアップ方法

HDDから奇跡的に取り出せたプロジェクトでバックアップ作成の解説をします。
なんだかご利益がありそうですね。

ファイル⇒プロジェクトバックアップ

Cubaseプロジェクトバックアップ

メニュー欄の「ファイル」から
プロジェクトのバックアップ を選択します。
—–
余談ですが上記画像のオーディオデータが切られまくってるのは意図的です。
私のデモ制作作業のいつもの手法なので問題ありません。
ただ所々真っ白で波形がない部分は”消失したデータ”で無音になっています。
ククク…怖いか?

保存先フォルダを選択

Cubaseプロジェクトバックアップ

次に保存先のフォルダを選択します。
分かりやすい名前を付けて新規にフォルダを作成しましょう。

既存フォルダでも可ですが、中身が空でないと保存出来ないので注意。
Cubaseプロジェクトバックアップ
↑こういうエラーが出ます。

オプション設定

Cubaseプロジェクトバックアップ
最後にプロジェクトバックアップのオプションを設定します。
デフォルト設定だと一番上と下二つは最初からチェックが入っていると思います。
下から三つ目の「未使用のファイルを削除」にもチェックを入れてOKをクリック。
ゴミ箱にあるオーディオデータなどが削除され、現在プロジェクト上にあるもの、
つまり必要な物だけのバックアップファイルが出来上がります。
注意点ですが、削除される「未使用のファイル」とは今触っているプロジェクトのものなので、使う可能性のあるデータがゴミ箱にある場合は取り出してください。
「未使用のファイルを削除」
・現在のプロジェクトでファイルを削除
・その後、プロジェクトを複製
⇒つまりゴミ箱のファイルは本体、バックアップともに消える

あとがき

バックアップは大切だと重々わかっていつつも、ついつい忘れがち。
プロジェクトが完成した時はもちろん、大きく進捗があった時は必ず行いたいです。

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