私はかねてよりEZ Drummer2を愛用しており、
バンドのデモ制作からBGM制作依頼まで色々な場面で活用してきました。
しかし私はメタル野郎なのでデフォルトの音色だけではもの足らず、
EZ Drummerの拡張音源 EZXを購入して組み合わせて使っています。
メタルなドラムを手軽に作れる拡張音源 EZX Metal Machineのレビューです。
Toontrack / EZX Metal Machine
バージョンが適用していれば共に1~3どれでも使用できます。
メタルにもってこいの素晴らしい音を聴かせてくれます。
特徴
- 3つのキットとスネアドラム、シンバルの豊富なセレクション
- プロデュース&エンジニア:Andy Sneap
- アメリカ、ロサンゼルスのHenson Recording Studiosでレコーディング
- Andy SneapのBackstage Studios(イギリス)でミックスされた
- John TempestaによるMIDIを収録
上記の説明を見て「ほほう・・・」となるメタラーも多いのではないでしょうか。
代表的なものはメガデスのEndgameなどですかね。
大御所からの信頼も厚い敏腕エンジニアです。
レビュー
UIを見てまず最初の感想が「シンバルが多過ぎんだろ…」であることは明白です。
ドラムは物が多いほど良いとされてるので、金物はなんぼあっても良いですからね。
にしてもパッと見で何のジャンル用なのかが分かってしまうのは流石ですね。
簡単なレビューをしていきます。
即戦力な音 -プリセット有-
まず音ですが、デフォルトのままでも十分に使える音をしています。
メタルドラムに必要な重厚感、抜けの良さ、アタック感を備えた即戦力音源です。
プリセットも用意されているので、そこでイメージに近いものを選んでから
曲を再生しつつ組み替えていくのが良いかなと思います。
Basic
いくつかプリセットが用意されていますが、これはBasicという基本のセットです。
この音でも十分使えそうですがもう少しパンチが欲しいところ。
Distorted
私はこのDistortedというセットが気に入っているので、
これを基本にして曲によってはスネアやタムを変えて使っています。
他の拡張音源と組み合わせられる
これは当然と言えば当然なのですが、
EZ Drummerの元の音源や、他のEZXの音源と組み合わせられます。
私もライドとハイハットは元の音源のを使ったりします。
音量やピッチの微調整は必要になる場合がありますが、音源内で完結出来ます。
豊富なMIDIグルーブ
Intro,Themeなど、カテゴライズされたMIDIグルーブが収録されています。
フィルが思いつかない時などはよくお世話になります。
実際のドラマーの叩き方が詳しく分かるので打ち込みの勉強にもなります。
MIDIグルーブ単体の販売もある
因みにMIDIグルーブのみの販売もされています。
拡張音源は他のEZXが気に入っているけどMIDIだけ欲しい場合はこれですね。
コメント