「オススメのディストーションエフェクターありますか?」
と質問されたら食い気味に即答する機種があります。
私がこの名機に出会ったのは大学三回生の頃…何年前かは思い出したくありません。
その日を境に私の歪エフェクター探しの旅は終わりを告げました。
メタルギタリストにとって一つの理想形と言っても過言ではない歪エフェクター
Friedman / BE-ODの紹介をします。
Friedman/BE-OD
特徴
ラインナップにBE-100という名機がありますが、BE-ODはそれのモデリングです。
因みにモデル元のBE-100というアンプですが、中古でも70万します。正気か?
しかしエフェクターであれば手が届きます。
そしてなおかつ、もうこれで十分なのでは?
と思ってしまうほどアンプライクなサウンドを鳴らしてくれるので
所有欲を満たす以外の目的でヘッドアンプを買う意味が私は見出せません。
仕様
■コントロールノブ:Volume、Gain、Tight、Treble、Bass、Presence
■仕様:トゥルーバイパス
■電源:9VDC-18VDC, センターマイナス
■寸法:7.1W×12.1D×5.8Hmm ※ノブの高さ含む
■重量:284g
レビュー
アンプライクなサウンド
何よりもまず音が素晴らしいです。
私はライブの時はいつもRoland JCに自分のボードからリターン挿しするのですが、
「真空管アンプみたいな良い音させるね!」とよくお褒めの言葉を頂きます。
つまりモダンな歪ではなく、
あくまでも真空管アンプで作られたハイゲインサウンドが出ます。
所謂改造マーシャル系といった音ですね。
こちら実際にライブで使用した時の映像です。
ライブハウスではJC120を使うのですがここはバーなのでJC40でした。
あまり映りは良くないですが出音がどんなものか大体分かるかなと思います。
ノイズが少ない
ハイゲインな歪エフェクターは数多くありますが、
ノイズの少なさを両立させられているものは少ないように感じます。
以前BOSSのコンパクトエフェクターで
好みのハイゲインサウンドを作れる機種を持っていたのですが、
かなりノイズが大きく、私の音作りでは運用には至りませんでした。
Friedman BE-ODは歪みまくる上にノイズが本当に少ない、
というかほぼ無いのでメタルには最適です。
音作りがしやすい
質の良い歪エフェクターなので非常に音作りがしやすいです。
Bass,Trebleの他にPresenceがあるのもありがたく、高音域の微調整も容易です。
Tightは回すほどに文字通り、サウンドの輪郭が引き締まってタイトになります。
リードプレイ中心の曲の場合は多めに回しておくと良いと思います。
ゲイン0でも歪む
注意点があるとすれば、Gainを0にした状態でもそれなりに歪むということです。
クランチとかのレベルではないです、普通にオーバードライブぐらいに歪みます。
なので「色々なジャンルに対応できる汎用性の高い歪み」
を求めている場合には選択肢に入れるべきではないと思います。
というかそういうエフェクターは大体ハイゲインが苦手だったりするので、
要は使い分けが大事ということですね。
Friedman/BE-OD DELUXE PEDAL
BE-OD DELUXE PEDALというモデルもあります。
歪エフェクターで悩んでる人にはぜひ一度使ってみてほしいです。
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