ギタリストが最も使いやすいTAB譜作成ソフトGuitar Pro

アイテム紹介
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近頃ネット上で音楽関係者が騒いでいる「Finale開発終了」のニュース。
Finaleとは業界水準の譜面作成ソフトですね、ユーザー数はかなり多い模様。

FinaleはTAB譜も作成できるようですが、
恐らくギタリストで使ってる割合はそんなに高くないんじゃないかな?
というかみんな何のソフトでTAB譜作ってるのかな?

と思ったのでこの機会に私が使っているソフトを紹介します。
正にギタリストの為の譜面作成ソフト Guitar Pro です。



Guitar Pro

最安の購入先

Guitar Proの購入先は大きく分けて4つあります。
上記のADSRが現状最安で60$になっています(2024/8/28)
安い順に
・ADSR Plugin
・海外公式サイト
・日本公式サイト
・その他
リンクを開いて比較すると分かりますが、
海外公式では69$とADSRより若干高く、
日本公式では14,300円と、大体100$です。
つまり何故かこの2つで5,000円近く価格差があります。
その他はAmazonや楽天などですが、
これらは日本公式の値段より少し高いぐらいなので選択肢に入りません。
セールなどによっても価格が変動するので、
Guitar ProはADSR Plugin、又は海外公式サイトで購入しましょう。

特徴

出来ることが多すぎて到底書ききれません。
恐らくTAB譜を作りたいなぁと考えている方がやりたいことは全て出来ます。

全容が知りたい方は説明書をご覧になってみてください。330Pあります(苦笑)
これだけでGuitar Proの多機能性が伺えます。

こういうTAB譜を直感的に作成可能です。
私が思うGuitar Proの特徴、魅力は以下のようなものです。

直感的な操作

多機能ではありますが丁寧に整理され、操作感が非常に良いです。
機能は左上にカテゴリ毎に分けられ、手間なくアクセス出来ます。

また、アーティキュレーション(奏法)や小節の増減、音価の変更など
よく使う機能は右クリックからでも使用できます。

チューニングを自在に変えられる

新規に譜面を作成するときにギターの音色、チューニングなどを設定するのですが、
これは後から変更することも出来ます。

・弦ごとのチューニング
・3弦~10弦ギターの選択
・カポの設定
・チューニング変更後のフィンガリング調整

抜粋すると上記のようなことが可能です、至れり尽くせりとはこのこと。
特にフィンガリング調整機能はありがたいです。

フィンガリング調整機能
チューニング変更時、変更前と同じ音に譜面を調整してくれる機能


充実のスタイルシート

スタイルシートが充実しているのもありがたいです。

・用紙サイズ/余白の設定
・五線譜の設定
・曲名/アーティスト名等のフォント、サイズ変更
・譜面に使用されるテキストのフォント、サイズ変更
・記譜の設定

ありとあらゆる項目が設定でき、自分好みにカスタマイズ出来ます。

譜面の表示形態が多い

譜面の表示形態が多く選べるのも嬉しいです。
私のようにTAB譜付きの演奏動画を作成する者にとっては横スクリーンは必須です。

譜面を見ながら演奏する場合は横開きや縦スクリーンが便利…など
用途に合わせて設定でき、勿論そのまま印刷も出来ます。

MIDI書き出し可能

ファイルを書き出す形式にMIDIがあります。
少し裏技的な使い方ですが、何かのオケ音源を作りたい時に
ネット上からGuitar Pro用のファイルを拾ってきて、それを書き出し直すことで
MIDIファイルに変換することが出来ます。

あとはそれをDAWで読み込んで任意の音源を当てはめれば、
簡易的なオケ音源が手軽に作れてしまいます。
これについてはまた別に記事にしたいと思います。

譜面を理解する手助けになる

恥ずかしい話ですが、私はGuitar Proで譜面を自作するようになるまでは

・フレーズの譜割りがよく分からない
・自分が弾いてるフレーズが譜面でどう表されるのか分からない

といった状態でした。
耳コピしたフレーズをGuitar Proで譜面を打ち込みながら何度も再生し、
原曲と同じように聴こえるように作るうちに、徐々に変化が現れました。

・音価への理解が深まる
・視覚的にリズムを理解できる
・アイデアを譜面で残しておける
といった具合に、実際に譜面を作ることで得られるメリットは大きいです。
譜面に対する理解が手探りの状態からでも始められる手軽さ
これがGuitar Proの最大の魅力だと感じています。


Tux Guitarとどちらが良いの?

ギタリスト用の譜面作成ソフトで人気なものにTux Guitarというものがあります。
私もGuitar Proを使う前はかなりお世話になりました。

ただ、使うのはもっぱらファイルを読み込んで曲のコピーをする方法だけであり、
譜面を作成したことはありません。というよりはよく分からず諦めました。

Tux Guitarは無料であることが最大の強みですが、
使い勝手とクオリティで考えると、有料であれどGuitar Proをオススメします。

Tux Guitarのメリット
・無料
Tux Guitarのデメリット
・楽譜の仕上がりが汚い(画質的な面)
・操作性が悪い

あとがき

曲をコピーした時、作曲のアイデアを纏める時など
あらゆる場面で活躍してくれるGuitar Pro

もしあなたが洋楽を頻繁にコピーするのであればなおさらオススメです。
世界中で使われているスタンダードなソフトなので、G.PRO形式の譜面ファイルは広く共有されており、有名曲であればこういったサイトで譜面を拾えます。

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