【レビュー】優秀なメタル用シンセプリセット集 Massive Metal Synths

Massive metal synths DTM

HR/HMには鍵盤は必要不可欠な存在。
自分でメタルの楽曲を作るときにも鍵盤の音を入れてみたい!との意気や良し、
しかしながらシンセの音作りが全く分からずに挫折したのは苦い思い出。

音作りに悪戦苦闘するうち、
「私は曲にシンセを入れたいだけで音作りがしたいわけではないんだが!?」
と開き直って半ばキレつつ、「もう良い感じの音だけください」
となるのは時間の問題でしょう。

今回はそんな我々、非鍵盤族への救世主
HR/HM用シンセプリセット集 Massive Metal Synths を紹介します。
簡単なレビューとMassiveへの導入手順も説明しますので参考にどうぞ。

Massive Metal Synths

Massive metal synths

収録内容

HR/HM系の鍵盤奏者に最適なMassiveプリセット集

・25 Leads
・4 Bass
・7 Keyboards
・6 Pads
・5 Organs
・3 Strings
計50種類

動作環境

Massive metal synthsを使用するには
フルバージョンのNative Instruments Massive 1.3以上が必要です。

Massive本体は普通に買うと2万円以上しますが、
時々正気を失って80%近く値引きするときがあるのでそれを狙いましょう。
もしくはKONTAKTがセールしているときに一緒に手に入れるかですね。

導入手順

Massive metal synthsをダウンロードしたら使用できるように導入します。

File

Massive metal synths

Massiveを立ち上げ、真ん中上部の「File ▼」をクリック

Options

次に「Options」をクリック

Browser

Massive metal synths

表示されたウィンドウの「Browser」を選択し、「Add」をクリック。
Massive metal synthsを保存したファイルを選択しましょう。
これで導入は完了です。

レビュー

即戦力になるプリセット

実際使用してみると分かりますが、全ての音色が非常に使いやすく即戦力です。
もちろん読み込んだ後に自分で微調整するも良し、そのまま使うも良しです。

HR/HMに必要な音色は大体ある

HR/HM系統のシンセで求められる音色はほぼほぼ網羅しています。
打ち込んだMIDIを色んなプリセットで再生しながら「あ、これあの曲のシンセに似てる」という場面が多々ありました。

存在感ある音

HR/HMのシンセは他の楽器に負けない存在感で楽曲を彩ることが求められますが、
Massive metal synthsのプリセットはオケ中で鳴らしても抜けが非常に良いです。

キーボードソロ、ギターソロとのユニゾン、ハモリなどのテクニカルなHR/HMがよくやるアレコレを手軽に採用できます。
ハイゲインなギターとの両立もこのプリセットであれば心配ありません。

オススメ音色紹介

私が良く使うオススメ音色も紹介したいと思います。
本当は全部紹介したいぐらいですが数が多すぎるので5つに絞ります。

Lead

AUD REED LEAD

AUD Glide Lead

AUD Liquify

Leadのプリセットです。
ギターとユニゾンするためのアルペジオを弾いてもらいました。

Strings,Organ,Key

AUD FAST PWM STRINGS

なんか色んなところで聴いたことあるなぁ
という感じの音色ですね。かなり汎用性が高いです。

AUD ORGAN CHURCH

これはもうDeep Purpleですよね、Speed Kingが始まるかと思いました。
往年のハードロックバンド御用達のオルガンサウンドです。

AUD JUMP KEYS

プリセット名からして隠す気がないですね、VAN HALENのJampです。
改めて原曲を聴くとそのまんまの音過ぎてちょっと笑いました。
こちらも汎用性が高いです。

セール情報

Massive metal synths

Massive metal synthsは年数回セールをしており、70%オフぐらいになります。
現在セール中で$5.5という安さ(2024/8/6)
この機会に是非。

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